時々、こんな風に呪縛の中で必死にもがいている男性や女性がいます。
ある人との想い出が悪いことで締めくくられて、とっくに別れているはずなのに、その人の良いところや良い思い出だけを忘れられないでいるという場合です。
自分の心を知ってか知らずか、次の恋愛を出来る状態ではない自分を歯がゆく思ってもいます。
そんな時、あなただったらどのように前に進みますか?
私は思いっきり、違う方向へ「ベクトル」を振り切ることが最良ではないかと思います。
- 生きがいとなるような仕事を見つける
- 海外などの新天地に身を置く
- 趣味のサークルとかで自分を磨く
同じ環境で、同じ家で、同じ家族と暮らしていればいつも同じ着地になるのは当然です。
堂々巡りという感じですね!!(^^)!
家を変えることが出来ないのなら、新しい趣味を見つけるのもひとつの選択だし、忘れられないその人が知らない自分を誕生させるのです。
新しくなった自分は、もう彼や彼女を好きになったりはしません。
きっと前を向いていけると思うのです。
自分と向き合うのは怖いことかもしれませんが、良い思い出をしっかり気のすむまで思い出して整理することが、一番最初にやることかもしれません。
そこではお酒などに逃げずに思い出してください。
一人で旅に行って気持ちを整理するのも、よいやり方かもしれませんね。
海だったり、空だったりはあなたの心の中の呪縛に比べたら、うんと広くて大きいことが痛いぐらい染みてくると思います。
思いっきり泣いてもいいし、思い出の写真は全部処分しなくても良いと思います。
もしかしたら人生最期の瞬間に見たくなるかもしれないので、一番好きなあの人の写真を1枚だけ「開かずの扉」にしまっちゃってください。
私は親友のそういう写真を1枚だけ預かっています。
「私が死ぬ間際に見たいと言ったら、見せてね!」と言われたのは15年前でした。
今も私の家の小さな金庫に眠っています。まさに開かずの扉です( *´艸`)
私が先に死んじゃったらどうするんだろうと思いながら、そうなったら誰に預ければいいのか悩んでしまいますね~(>_<)
その日から今まで、彼女がその写真について語ったことは一度もありません。
「写真の存在すら忘れてない?」 と思う事もあります(-_-;)
人って何歳になっても、前に進むことを止めてはダメだと思うんです。
後ろを振り返って戻るのも、立ち止まるのも良い事とは思いません。
前を向いていれば、新しい人にも出会えるし、新しい夢も持てると思います。
家族以上に大切なものはないですが、それ以外のものだったらどんどん環境を変えてしまってよいと思います。
新しい自分に出会えるって、結構楽しいものですよ!(^^)/