彼や彼女が弱っているとき、そっとしておくのも1つの愛情である場合もあります。
精神的に参っている時は、独りでいたいと思うかもしれないので、会話から察してあげたいところです。
しかし、体調を崩している時や風邪を引いたときなどは、最愛の「あなた」に会いたいと思うのが普通です。
そんな時は、どんなものを作ってあげればよいのか?
或いは、泊まってあげた方が良いのか? 早めに帰った方が良いのか?
悩んでしまう人も少なくないと思います。
邦画で今年4月に映画館上映された映画に「愛がなんだ」という映画があります。
体調を崩した大好きなマモちゃん(成田凌)の家に、ご飯を作りに行くテル子(岸井ゆきの)は何でもやりすぎの女子!
お料理をするのはいいのですが、熱のある彼に作ってあげるのは「味噌煮込みうどん」。
ついでに、カビキラーで風呂場の掃除まで始めてしまう。
- 風邪ひきの時にカビキラーの臭いはいかがなものでしょうか?
- 熱がある時に味噌煮込みうどんを食べたいと思うでしょうか?
- 長居をしてしまう気持ちもわかるけど早く寝たいはずでは?
こういう的外れなことをしている女性を、男性は面倒な子と思ってしまうのは仕方ないことだと思います。
最後まで本命の女子にはなれずに終わってしまうのですが、このテル子という女性には「恋愛の仕方の間違い」を学ぶところが沢山あると思います。
興味のある方は映画を観てみてください。
熱がある彼の家にいくなら、さっぱりと食べれる「お粥」やせめて「簡素なうどん」位にとどめるべきでしょう。
臭いの強い香水や掃除用品などは絶対にタブーです。
吐き気を誘発してしまうので、食べ物も味の濃いものは避けましょう。
熱さまシートの予備や水分補給用の「OS-1」などの飲料や果物などを手土産にすると喜ばれます。
自分が食べたくてもケーキなどのスイーツは避け、どうしても食べたかったらアイスぐらいにとどめてください。
ショウガ湯などが作れるのであれば、それも身体に優しい飲み物です。
自分が本当に調子悪いときにどうしてほしいのかを考えれば、大きなミスをすることは減ると思います。
薬が食後だったらそこまではしっかり飲んでもらったら、早めに帰宅してください。
長居することで、病人を疲れさせてしまいます。
精神的に参っている時の対処は、ひとつしかありません。
そっとしてあげてください。
「何か話したくなったら、いつでも側にいるから声かけてね!」それで充分です。
「どうしたの?何があったの?話してみて?」これでは、一生話したくなくなってしまうでしょう。
あなたはカウンセラーではありません。優しく見守ってあげてくださいね(#^^#)