承認欲求とは単純に「褒めてもらいたい心」のことを言います。
気づかなくても、人は褒め言葉を待っています。
- 上司に「よくやった」と褒めてほしい
- SNSに呟いたら「いいね!」がいっぱいほしい
- 彼氏にプレゼントしたら「ナイスチョイス!」と言われたい
- 友達に洋服やお化粧について褒めてほしい
こういうことは全てこの「承認欲求」というものに当てはまります。
この欲求は必ず誰もが持っていますが、当然強い人と弱い人がいるのも現実です。
この欲求をコントロールできないと、「痛い人」という認定を受けてしまうことがあります。
自分はちょっとその「承認欲求」が強すぎるのではないか? と思っている人は自分が置かれている環境を見つめてみてください。
こういう人の中には「環境に恵まれていない」人が多いと言われています。
- 家族
- 会社や学校というコミュニティー
- 趣味のサークル
- 友人関係
- 恋人との関係
これらが円満で、物事が円滑に進んでいれば、あまり欲求は出てこないということです。
- 「おはよう!」と言えば「おはよう!」と帰ってくる家庭
- 業務の流れの中で自分の立ち位置がしっかりとしていて、スムーズに仕事がはかどっている職場
- 週に一度の趣味も先生や周りの人達と上手にコミュニケーションが取れている環境
- 週に一度でも大好きな人と会え、今日も楽しかったなと思えるデートをしているカップル
こういう中では、気づかなくても欲求は承認されているのです。
小さいころから親に対して100点を取っても褒めてもらったことがなかったり、会社でも誰かと比較されて怒られてばかりいたとしたら?
当然認めてもらいたいと、やっきになるのもわからないでもありませんね。
そういう場合は、自分が認めてもらいやすい環境に身を置くのもひとつの方法です。
得意な趣味に通ってみたり、いいね!が貰えそうな自分が詳しい内容についてツイートしてみたりするのです。
同じように、彼に認めてもらいたかったら、得意なことで勝負します。
- お料理が上手なら、美味しい夕食をつくってあげる
- お裁縫が得意なら、彼の洋服をリメイク してあげる
- 写真が得意なら、最高の一枚を撮ってあげる
そういう身近なことで、まずは喜んでもらいましょう。
「凄いじゃん」「美味しいよ」「綺麗だね」などという褒め言葉を浴びていればどんどん人は満たされていきます。
そうなんです。
難しい挑戦型のことをして褒められるのはとってもハードルが高いですよね。
だったらもっとあなたの得意な分野で勝負してみてはどうでしょうか?
あなたも彼の得意な分野で何か素敵なものを見せてもらったら、すかさず褒めてあげてね! お互い様ですから…(#^^#)