人の嗅覚は動物ほどでは無いにしても、匂いって人を判別する時に役立つことは知られています。
犯人を捜すときにも警察犬が出動し、匂い(臭い)で嗅ぎ分けをして探します。
犬や猫などの敏感な嗅覚では、どれがご主人様なのかを一瞬で確認できます。
人は自分の遺伝子から、ピッタリの人を探していて、未来にどんな遺伝子を残したいのか選別しているとも言われています。
そうなると、その選別は色々な方法が自然に取られているのです。
もちろん視覚からの情報もまずはすんなり入ってくる情報でしょう。
その他に耳からの情報もあなどれません。
「あの人の声が素敵!」こんな風に耳からの情報は好みを超えてかなりの部分で影響を及ぼしています。
そして嗅覚ですが、これはもう動物的本能レベルで選別していると言ってもいいでしょう。
相手の匂いを臭いと感じてしまうということは、極端ではありますが遺伝子レベルで縁がないと嗅覚が判断しているとも言えるほどなのです。
不思議なことに遺伝子の型が近いほど、相手を臭く感じるのです。
つまり、「良い遺伝子を残したいという本能」がこういう原始的な部分の匂いで一番敏感に相手を判断しているということです。
優秀な子孫を残したいということは自分と同じ種類の「匂い」の相手を選ばないという方が自然な選択なのです。
不思議なことに相手を臭いと感じてしまえば、身体の相性も悪かったりするので驚きです。
五感の中で一番敏感に本能の部分を察知し、警戒を感じさせたり嫌悪や安心感など感情の細部までを、色々と操作してくれているのが嗅覚ということになります。
これじゃあ、相手の「匂い」という部分を簡単には侮れないとは思いませんか?
ある人には、「とってもいい匂い♡」と思える体臭も、他の人からすると「あの人臭い!」ということもあり得るということなんです。
昔、息子と娘のダンス関係の仕事で着ぐるみの中に入っていた男性の汗の匂いについて、とてもびっくりしたことがあります。
私も娘も息子もその男性の匂いがとても苦手でしたが、ある女性がとても好きな匂いと言ったのです。
ええええ!とも思いましたが、2人は付き合い始めました!(*´▽`*)
ここである意味、確信したのが、遺伝子レベルの嗅覚の違いです。
あなたは彼の匂いが好きですか?
うんと汗臭くなってしまうスポーツの後などは、取り敢えず臭くて当たり前ですが、普段の生活の中で好きな匂いと思えなければ少し要注意かもしれません。
同じ匂いを避けるという面では、あなたが嫌いな匂いはある程度あなたの匂いなのかもしれないと思うと少々怖いですが…
素敵な匂いの彼氏や彼女をゲットできたら、それは遺伝子レベルでOKってことです!(#^^#)