とっても綺麗ごとで受け入れられない考え方でもありますね。
実際、こんな別れを経験した方もいるかもしれません。
そのような別れ方を選択せざるを得ないシチュエーションにはどんなものを思い浮かべますか?
- 不倫の様に相手に守るべき人がいる場合
- どうしても仕事でうんと遠くに1人で行く必要がある場合
- 家系とかで相入れない特別な事情がある場合
いずれにしても、かなり深刻な状況にいる2人が下す決断だと思います。
そんな時でも考えてほしいことがあります。
- その人と会わなければ良かったと思うのか
- その人と会えて良かったと思えるのか
ということです。
その人と会えたことで、あなたの中で色々な価値観が変わり、大きな飛躍が出来た場合などは、「本当に出会えて良かった」と思えるはずです。
反面、ドロドロとした敗北感や挫折感を感じるようであれば、それは「会わなければ良かった」人だったのかもしれません。
「出会い」ってとても不思議なものであると思います。
偶然の連続の先にあるのが出会いです。
- その会社に入社しなければ…
- その地方に旅しなければ…
- その趣味を続けていなければ…
そんな最初の分岐点の先にも運命は不思議な出会いを誕生させます。
- その会社で同じプロジェクトチームに配属されていなければ…
- その街で大雨に降られてさえいなければ…
- その趣味のサークルでその人から借り物をしなければ…
などなど、一つの分岐から次の偶然が更に重なっていくのです。
出会いは「必然である」と言う人もいます。
当然「避ける」「離れる」「関わらない」という選択だって出来るはずなんですが、それでも「愛」を感じて突き進むしかない場合もあります。
どんな時でも私は、その人と「出会えて良かった」と思える2人の軌跡をたどっていって欲しいと思うのです。
どんな些細なことでも、自分にとってプラスになるように導いてくれた人であれば、「出会えて良かった」と思えるはずですね。
- 無駄遣いをしていた自分が貯蓄について考え始めた
- やる気が起きなかった自分が新しいことに挑戦し始めた
- 否定から入っていた自分が、人を肯定的な視線で見れるようになった
このようなプラスに繋がる変化をもたらしてくれたのなら、その人との出会いは「必然」だったのだと思います。
結果、別れなければならなかったことは残念なことではありますが、成長したあなたはまた、素敵な恋が出来るはず…。
「出会えて良かった」と思える人のことは一生涯、無理に忘れなくても良いのです。
その思い出と共に元気に前を向いて生きていきましょうね!(^_-)-☆