誰にでも、あまり話したくないことはあると思います。
特に家族や元カノについての話は相手が口火を切ったら、その時に聞いてみるのがよいと思います。
仕事の話や趣味の話とは若干重みが違ってくるのが、この二つの話題ではないでしょうか。
家族について
人によっては結構な問題を抱えている場合もあるので、付き合い始めたからって色々聞きだすような質問は控えましょう。
自分は養子であって一緒にいるご両親は本当の親ではない、親二人が再婚同士で妹とは血が繋がっていないなど、昨今は色々な家族像があるのが普通です。
また、家族そのものに問題がある時もあまり話したくないものです。
お母さんは精神的な病気を発症している、弟がずっと不登校で引きこもっているなどというような、彼そのものには全く関係のないことでも話すとなれば躊躇するのは当然だと思います。
特にあなたが普通に暖かい家庭で育っていたとしたら、「なんだか言いにくいな」と思っていることも考えられます。
親しくなればなるほど、彼もあなたに話さなくてはという思いが強くなりきっと話してくれるようになるでしょう。
こういうことは、急かして良い結果を生むことはありません。
元カノについて
これもナイーブな問題が根底にあったりします。
彼から振った、相手から振られた、どちらの場合でもその傷が癒えていないことも考えられます。
また、そのことを話したらあなたはどう反応するだろうか・・ということを考えるとなかなか言えないでいるのかもしれません。
女性より男性の方が「綺麗さっぱり忘れる」といことが得意ではないのかもしれません。
女性側からしたら彼が付き合っていた彼女はどんな女性だったのだろう? ということは結構気になりますよね。
でもある程度の期間は我慢してください。
彼があなたの「元カレの話」でも振ってきたときがあったら、返しで聞いてみるのもいいかもしれませんね。
友人にこんな話を聞いたことがあります。
彼女はある男性と付き合い始めて3か月の頃、「なんで同棲してたのに別れたの?」と彼に聞いたそうです。
「性格が合わなかっただけだよ」と聞いてはいたけど、結構酔ってきた彼に、「同棲までしてたのに別れるって、性格だけの問題だったの?」と突っ込んで聞いてみたそうです。
彼は急に涙を浮かべ「彼女には海外に婚約者がいて、帰ってくることになったから出て行った」と話したそうです。
話が続かない雰囲気が漂い、彼は居酒屋を出て行ってしまったというのです。
この場合、二人の出会い方を見ても、もう少し待っていれば彼の方からシラフの時に話してくれたんじゃないかと思ったりします。
まだ傷が癒えていなかったのでしょう。
どうか時間をください。絶対に話しますから・・
彼の心の声かもしれません。