なんとか自分の思うように誰かをコントロールしようとする人がいます。
力づくとまでは言わないけど、人の心までを支配しようとする人が僅かではありますが、存在すると言われています。
自分を好きになってほしいからと言って、「付き合わないと〇〇をバラす」とか、とんでもないことを代償にしようとします。
何をされても、何を言われても心は動くものではありません。
「北風と太陽」というイソップ寓話がありますよね。
どんなに力づくで上着を脱がそうと思ってもそれは不可能です。
頑なに上着の前を握り、脱げないようにするまでです。
それはゆっくり着実に事を運ぶ方が成功することが出来、手っ取り早く力づくでことを運ぼうとしても決してうまくいかないという教訓の寓話です。
力づくで人の心を動かすことなんて出来ないけど、心から親身になって相手に対し優しく接すれば可能性はあるかもしれないという事でもあります。
思い通りにいかないからと言って、無理やり何かしようとすることほど危険なことはないし、心は遠のいてしまいます。
ストーカーが良い例だと思います。
- 好きだからと言って、何度も何度も電話をする。
- 会いに行ったり、時には会社や自宅の前で待ったりする。
恐怖心しか与えないことは普通の人ならわかると思います。
事件に発展することも多いストーカー行為は、気づかずにどんどんエスカレートすることがあります。
だからこそ、目を覆いたくなるような事件が後を絶たないのです。
自分が相手に行っている行為がちょっとおかしいことに気づいたら、まずは立ち止まってほしいです。
- 電話を切って、またすぐかける。」
- 相手を毎日のように待ち伏せている。
- 断られても何度も会いに行く。
全て異常な行為であることに気づいてほしいです。
相手は必ず警察に相談することになり、あなたは二度と近づけなくなります。
そしてあなたが被害者なら、迷わず警察に行きましょう。
ストーカー規制法が適用されます。
多くの人がストーカーの被害になっているのに、その割には届け出は少ないと言います。
何かが起こってからだと本当に大変です。
人の心を支配しようとする人間は、手段を選ばないことも考えられるからです。
男性、女性どちらでも被害者になり得ます。
最初は恋愛感情から発した付きまといでも、しっかりと犯罪として捉えられてしまうのです。
ちゃんと考えれば大好きな人を困らせてはいけないという結論に行きつくはずです。
それが考えられなくなってきた時、それは犯罪になってしまうのです。( ;∀;)