「あばたもえくぼ」を漢字を書くと「痘痕も靨」となります。
なんだか「あばた」の文字って怖い感じがしますよね。
「あばた」とは「天然痘がなおったあとに出来るぶつぶつと小さなくぼみ」のことです。
意味をきいても女性だったら目を背けたくなるはずです。
それが可愛い子のほっぺに出来る「えくぼ(靨)」に見えるというのはどれほどの勘違いや見間違いが起こったことによるんだ??ってなりますね。
惚れてしまえば、あばただってえくぼに見えるほど可愛いと感じられるということです。
どれだけ惚れたらこんな勘違いが出来るものなのでしょうか?
数字で言い表すことは難しいですが、それはそれは深い愛情がなくてはこの錯覚は起きません!
ただ、一度その域まで到達すると、よっぽどのことがない限りあなたのあばたはえくぼのままです。
愛され続けることで、ずっと相手にとってはそのあばたはえくぼであり続けるんです。
ところが、冷めてしまった途端にそのえくぼはあばたとしか見られなくなることは避けられません。
可愛いあなたの笑顔をずっと大事にしてくれる彼を見つけたら、ずっとえくぼのままのあなたを見つめてもらいましょう。
あばたは決して外見のことだけを指しているのではありません。
性格、考え方、動作など全てに関係してきます。
- ちょっと怒りっぽいところがあるけど、そこも可愛い
- かなり変わった考え方をする時があるけど、面白くて良い
- 男っぽい動作に見えるところがあるけど、良いギャップだ
この辺はすべてあなたのあばたがえくぼになっている証拠なのです。
無関係な人間がそんなあなたを見ても、マイナス面しか見えないかもしれません。
あなたを想ってくれている人は「特別な人」です。
だれもが愛されている実感を持てるものではなりません。
自分のあまり好きじゃない部分すらも、そのままで良いと言ってくれる人も多くはいません。
だからこそ、感謝の気持ちだけは怠ってはいけません。
どんどん悪い部分が増殖してしまうからです。
つまり「あばた」はおごり高ぶってしまうと、どんどん増えて行くのです。
今まで「えくぼ」に見えていた部分まで「あばた」に見え始めたりします。
そして、あばたも本物のえくぼになることだってあることを忘れないでください。
いつも素敵な笑顔で接していたら、いつの間にか本物のえくぼになっていたという奇跡も起こり得るのです。
つまり、自分のあばたの部分は少しずつ彼の理想に近づけていくことで、えくぼにすることが可能です。