様々な問題にぶち当たった時、捉え方が違う2人は大きな誤解を生むことがあります。
例をあげたいのですが、なかなか難しいので今現在の社会状況で一番多い捉え方の違いで考えます。
分かりやすいところで「コロナについて」で考えてみましょう。
- 彼は「Go To Travel」で経済を回すことは最重要であると考えていたとします。
- 彼女の方は今は「我慢の時」であり、「Stay Home」は大事なことだと思っています。
どちらが正しくてどちらが間違っているとかではありませんが、一緒に行動していく上では相当意見が食い違ってきます。
根本的に意見が違う場合はどこで折り合いをつけるかが難しくなってくることがあります。
そうなると、「自分と考え方が同じ人」の方が付き合い易いと思うのは当然のことかもしれません。
友人関係であれば、この部分の考え方が違うから「今は合わないでおこう!」ということが出来ますが、恋人関係においては難しいですよね!
話し合いをしても、
- 彼の方は、「自殺者が増えるより、ある程度の感染者は仕方のないことである」と言います。
- 彼女の方は、「医療が逼迫すると、お年寄りが亡くなってしまうので絶対にダメ」と言います。
そんな時考えてほしいのが、これまではどんな所で意見が食い違って来たのかということです。
些細なことで食い違っている分には、どちらかが折れればなんとでもなります。
しかし、人生を左右するような大きなところで意見が違うのであれば、今後も同じように考えられる可能性はほとんどないと思います。
今回はコロナの感染に対する考え方に言及しましたが、もっと大きな部分でも接点を見いだせずにすれ違ってくることになってしまいます。
人間は全く違う環境で産まれ育ち、大人になっていくので、考え方が違うのは仕方のないことではあるのです。
ただ、事あるごとに「言い争い」になる位、意見が収束出来ない場合は分かり合うことは難しいかもしれません。
結婚して、同じ家に住み、一緒に子育てをするうえではかなりリスキーな関係性ということになってしまうからです。
よく「気が合う」とか「同じことを考えていた」という感じで相性の良さを表現しますよね?
正にそんな感じが一番付き合いが楽なパターンです。
つまり、捉え方が同じで一緒にいて疲れないし、同じようなことに喜んだり悲しんだり出来るということです。
そんな感覚は本当に貴重だと思います。
そういう人とは、なかなか出会えるものではないので、そんな感覚を得たらどうかその相手を大切にしてください。