何年かお付き合いをすると、過去の写真などについて語ることがあると思います。
積み重ねてきた月日は本当に尊く、その思い出が蘇ってくると思います。
- 始めてデートした日の天気や食べたものを思い出して…
- 喧嘩した日の景色や道すがらを思い出して…
- 抱きしめてくれた夕暮れや朝焼けを思い出して…
それらの日々は2人にしかわからない、大切な時間だったと思います。
何年も経っていれば、
「あれは何年のことだっけ?」
「待って、スケジュール帳には2016年に入ってる」
「ということはもう4年も経ったんだね」
そういう話をしている今はもう「夫婦」かもしれないし、ゴールが間近かもしれませんね。
ちゃんと記念日を祝っていなくても、2人の中で何度も行ったお店、何度も訪れた温泉地、何度も食べたメニューなど思い出は尽きないでしょう。
もしかしたら、2人の関係はその時と比べて大きく変わっていることもあるでしょう。
それでも重ねた日々の中で、今日という日を迎えられたことは素晴らしいことだと思います。
「そういえば、あのお店はもう閉店してしまったね」
「あそこのマスターは今どうしているんだろう」
「あそこまで行ったんだったら足を伸ばして温泉まで行けば良かったね」
そんな会話の中には、未来への希望も入り交ざっていることが多いです。
「跡地に出来たカフェに行ってみる?」
「マスターに会いに行ってみようか」
「今度は温泉メインで行ってみる?」
こうして、未来にもまた思い出話の延長が、2人の思い出に加わっていくことになるんです。
凄くお互いの距離感が変わっているようにも感じるし、日々が穏やかなら全く変わっていないようにも思えます。
積み重ねた日々が、波乱に満ちていても、穏やかな日々に満ちていてもそれは2人だけのもの。
誰もその思い出を知ることも、覗くことも出来ません。
- 美しい景色を見ながら、何度こんな綺麗な夕日をこの人と眺めたのかな?
- 運転している彼の横顔を見ながら、あれ?なんか白髪ない???
- 見慣れたメニューを見ながら、何度2人でこれをシェアしただろう?
こんなさり気ない日常の一コマが、2人の大切な時間なんですね…( *´艸`)
変わらなくてもいい。 どんどん変化していてもいい。
それが2人のカタチなんだから、何も気にすることなんてありません。
出会いがどうであれ、途中で離れた期間があったって、今の2人が出会えたことは紛れもなく奇跡なんです。
そして、何年も一緒にいられたことが何よりの奇跡! どうか大切にしてくださいね!(^^)/