結論から言うと、長続きするカップルは必ず相手を「人」として扱っています。
あなたが女性だとしましょう。
彼のことを「男」として見ているのは当然だとしても、その部分だけで夢中になるのは危険なことです。
- 見かけがめちゃタイプだったから、アピールして付き合った。
- 彼から好きだと言われたから、なんとなく付き合った。
- 男らしいところが多くて、惹かれたから付き合った。
もちろん、スタートはこういう感じで問題はないし、誰でも相手を異性として意識するところから始まるでしょう。
ところが、ずっと長く付き合って行くと異性としての「彼」よりも、人間としての「彼」を大切に思えるか?
というところが重要になってきます。
- 「彼が他の女の子の話ばかりするから、頭にきてケンカしちゃった」
- 「彼が男のくせに何も楽しいデートを提案してくれないから、文句言ってしまった」
- 「彼から母親の誕生日のことを聞いたら、マザコンみたいで気持ち悪くなった」
これらの感情の全てに「男と女」という前提が潜んでいます。
視点を「男」から「人」に変換してみてください。
- 「S夫がM子ちゃんの話ばかりしているけど、M子ちゃんは確かに頭がいいし、仕事が出来る人だから尊敬できる」
- 「K太が楽しいデートを提案してくれないのは、調べることが嫌いだからなんだろうな・・」
- 「Y助がお母さんの誕生日に花をプレゼントしたのは、お母さんの趣味がガーデニングだからなのかも」
相手を人として考えた時、彼の周りのことも冷静にみることが出来るようになります。
彼の行動には、必ず動機や得手不得手、周りに対する思いやりなどが潜在意識にあります。
何でもかんでも、男としての彼しか見れなかったら、どうしても
- 「女の部分で小言を言う」
- 「女の部分で焼きもちを焼く」
- 「女の部分で嫌がらせをしてしまう」
ものです。
そんな女性を「重い」「ウザい」「おかしい」と思われてしまえば、その恋は短命になるのは当然ですね。
長続きさせたいほど、素敵な彼だと感じたら、まずは人としてどういうところを愛しているのかを考えましょう。
そしてどういうところを直してもらいたいかも同時に考えてみましょう。
そして「男」ではなく、「人」としてどういう風にその好きなところを伸ばしてもらおうか、嫌なところを直してもらおうか、と思考してください。
そういう関係性には、「友情」や「家族愛」的な要素が思いっきり入っています。
時には静かに見守ったり、陰ながら応援したり、ハッキリと忠告したりもするでしょう。
そういうあなたに彼はきっと感謝し、余計に「大切な人」となるでしょう。
そこなんです!
「大切な女」になるより、「大切な人」になりましょう。
意識するのはあなたの「人」という部分で、愛し愛され続けることです。