「二人の認識が合致しているときのみあり得る」というのが答えだと思います。
どちらかが相手に異性の魅力を感じていたり、誰よりも信頼できると思っていたりするとなかなか「友情」も不安定なものになり、いつか「愛情」へと変貌していく可能性も高くなります。
「二人の認識が合致しているとき」というのは、お互いに色々な相談は出来るんだけど、相手に「触れたい」という感情が起こらない状態が互いに一致していることです。
よくあるのは、「酔っぱらった勢いで男女の関係になってしまって、友達として会うことすらなくなってしまった」というような話です。
この場合、逆に友情から愛情が芽生え、うまくカップルになれてしまったというケースもないことではありませんが・・。
友達でいたい異性とは出来るだけ
- 二人で会わない
- 酔っぱらうまで飲まない
- 相手の体に触れない
ということも大事だと思います。
どんなに自分が大丈夫だと思っていても、相手はそうではなかったということも考えられます。
友達側に嫌なことが重なっていて、誰でもいいから側にいてほしいと思ったりするタイミングで会えば、雰囲気が変わってくることもあるでしょう。
傍から見たら二人は普通にカップルに見えるんです。
「うちら、友達だよね!」という確認をし合う二人を見たことありませんか?
そんな二人がいつの間にか付き合っていたとか、急に会わなくなっていたとかいうことも結構あるのが現実です。
「二人の認識の合致」については、それぞれの心の内側の問題なので、周りもわからないし、本人たちでも自分の心の内しかわかりません。
なので「友情」であると思うなら、相手もそう思っているのかどうかは態度で見極めてください。
- 互いの恋愛話を笑って聞けて、適切なアドバイスができる関係なのか。
- 夜道を二人で歩いていても、その間には30センチ以上の距離が空いているか。
- カップルが多いイベントに一緒に参加しようとしていないか。
友達なら相手の幸せを祈り、適度な距離を保ち、常に一緒には行動しません。
女同士の「友情」ほど共感力も持てないのが普通です。
たとえば、あなたがその彼の「恋愛が気になる」、「相談にはのったけど上手くいって欲しくない気持ちがある」、「手を繋いで歩いてみたい」、などと思う瞬間があるとしたらそれは友情ではありません。
自分の心をちゃんと見つめて、友情から愛情に変わる瞬間かもしれないと認識しましょう。
今の状態を壊したくないから、そのまま友達として付き合い続けようと思うとどこかで辛い思いをすることになると思います。
そんなときは「友情を壊して愛情だと宣言する」ことも大切なことです。
当たって砕けたとしても、「友達でいよう」と言われても、そこからは相手があなたの心の内を知っているので、確かに今まで通りとはいかなくなるでしょう。
でも、「次に行こう!」とすっきりした気持ちになる場合もあるので、私はちゃんと話す方がよいと思います。
心の中に「愛に近い感情がある友情」をくすぶらせていたら、いくらチャンスが舞い込んで来ても、本気の恋愛が出来なくなります。
「男女の友情」は成り立たないことはないと思います。
ただ、本当に互いの心が「友情」と認識しているのかの見極めだけはしっかりとしてください。
大切な「友情」を変な形で壊すことのないようにするためです!