秘密って聞いちゃっただけでも、なんとなくソワソワするよね!
そんな秘密を大好きな人と共有していたら?
それはもう2人だけの時にその話題で盛り上がったりするのは当然っちゃ当然になりますね~(*´▽`*)
会社なんかでも、誰も知らない上司の秘密を知っちゃった彼が、彼女にだけそっと教えているとしましょう。
他の同僚なんかといる時は絶対に話せないその話題も、仕事帰りの2人にとっては絶好の「つまみ」にして吞めたりします。
「Bさんってヅラなんだよ!知ってた?」
「うそっ!!!まじで?だからトイレによく行くのかなぁ」
「Kさんって経理課に彼女がいて、同棲してるんだって!」
「うわっ! もしかしてM子さん? 先週2人を新宿で見かけたからもしかしてって思ってたよ」
こんな風に小さなことでも、これは2人だけの秘密だと思うと秘密の共有者になった高揚感があるものなんですね。
これは心理学的には「カリギュラ効果」を利用した、相互作用の心理学のひとつです。
秘密の大きさには関係なく、「誰にも言えない」=「禁止された縛りの中」で破りたいけど破れない、という心理がこの「秘密の共有」なのです。
だから「恋愛相談」から恋人になるケースも多いという訳です。
「彼女の恋愛を俺は知っている」→「彼女の恋愛の秘密は俺だけが知っている」→「2人で秘密の共有をしてるんだ」となる訳です。
もっと仲良くなってからの2人で例えてみると、「彼女の背中のホクロが可愛い」→「それは俺しか知らないホクロ」→「他の誰にも見せない俺だけの彼女の秘密」となるのです。
こういう秘密にはいつも「スリル」が多少なりとも共存します。
バラたくないし、もっと知りたい。
もっと知りたい心理が好意に繋がるんです!
一緒ならこの秘密の話題で盛り上がるとなればすぐにでも「また会いたい」って気持ちに繋がりますね。
親しくなる過程で、相手をどんどん深くまで知っていく行為というのが恋愛の醍醐味なので、「共有する秘密を増やす」ことは大切なことなんです!
「彼女の出身校は。。。彼女の弟は。。。彼女の部屋は。。。」
言ってみれば、どれもこれも少しずつですが、明かされていく彼女の秘密です。
「彼のクセは。。。彼の歌声は。。。彼の行きつけの店は。。。」
そうやって、「少しずつ知っていく」ことが恋のエッセンスになっていきます。
逆に言えば、秘密主義すぎて何も相手に教えなければ、恋愛を発展させるのは難しいとも言えますね。