友人にしろ、恋人にしろ、即レスポンスを返してほしいと思っている人がいます。
これは自分も即レスするように気を付けていて、だからこそ、相手にもそれを望んでしまうのです。
結局、これは「思いやりのない行為」に繋がることになってしまいます。
- 仕事などで返信できない
- 眠ってしまっていて気づかない
- 他の急用に追われている
こういうった、割とちゃんとした理由があったとしても、即レスを望む人はそこが許せないのです。
- 仕事?
- 睡眠?
- 他の急用?
そんなことより、どんな時も「自分と繋がっているという安心感」を私に頂戴よ!と言っているようなものなのです。
繋がっていれば安心なのでしょうか?
- 恋人だったら繋がっていない時は、必ず相手は浮気していると考えますか?
- 友人だったら繋がっていない時は、他の友達と仲良くしていてむかつきますか?
上記のような場合、すべてが「所有欲」に繋がっていて、心の病気とも言える状況になっています。
彼も友人も「あなたのもの」ではないですよね?
承認欲求が強い人に多い、「即レスするから、即レスして!」という1つの我儘に対してどうやって自身をコントロールすれば良いのでしょうか?

一番良い方法は「SNSから離れる時間を多くする」ことです。
つまり、あなた自身も「即レス」する必要はないということを、身をもって感じることです。
全くスマホを手元に置かない生活で、どんなに余裕が生まれるかを是非試してみてください。
持ってないだけで不安を感じる場合は、読書の間だけ、食事の間だけという風に時間を決めて手元から離しましょう。
即レスの強要をすることで、相手にとってあなたはとっても「重たい存在」になってしまいます。
「連絡が来ることが怖い」とすら思われてしまうのです。
大親友、仲良しの証拠、愛し合ってるからなどのお約束事は「即レス」とは無関係です。
「明日ランチしない?」
「ねぇ、今どこ?」
「は?何してんの!!」
この一連の内容が1時間のうちに、全てあなたの友人(或いは彼女)からのLINEだったとしたら…かなり重くてウザいでしょ?
「明日ランチしない?」
2時間後…「ごめん、会議が長引いた。明日いいよ!」
「良かった!じゃ会社の角で待ってるね」
「うん」
とっても自然に素敵な約束が出来ましたね。
即レスを求める人は「会話を畳みかける」ことが多くなります。
この「畳みかけ」が人を「強迫観念」や「義務の遂行」というマイナスな精神状態に追いやり、返信すら面倒になってしまうことに繋がります。
待ちましょう!
時間はそんな風に「脅迫して短縮するもの」では無いのです!(^_-)-☆