男性が女性に一言何かを伝えるとします。
例えば、デートでちょっと外を歩くから、暑さ対策してきてほしいな~と思っていたりします。
季節は夏。
彼のラインを読むと、「帽子、スニーカー、長袖もって来てね!あと着替え持って来て!あと立ち寄れる良い風呂見つけといて!」これだけしか書いていなかったとします。
ここから何が読み取れるでしょうか?
まず疑問が湧いてくるのが、
- 帽子と言うことは外なんだろうか…
- スニーカーを持って来いとは、運動するのだろうか…
- 着替えというのは服のことなのか、下着のことなのか…
- お風呂に寄るほど汗を書く場所なのか…
情報が少ないのに、彼は仕事中なのか質問をしても返信はありません。
用意するにも、この情報だけではどうしようもなく、無駄な時間がどんどん過ぎて行きます。
連絡が取れたのは夜10時を過ぎたころで、彼のラインには、
「外を歩くから!」
とだけありました。
どうやら、彼の思考の中には、
外を歩く→日差しが凄いから日焼けしちゃうので長袖と帽子が必要→結構歩くからスニーカーが良い→汗かくからお風呂に寄りたい→汗かいた服を着るより着替えたいだろう
という流れがあったのです。
この答にたどり着くためにラインすること20分もかかります。
男性にとっては、かなりの情報を詰め込んだラインを送ったと思っていましたが、彼女が知りたいのは何を持って来てほしいかではありません。
「どこでどの位の時間何をするのか!」だけなのです。
それさえ分かれば、自分で日焼け対策をするし、着替えについても考えられます。
靴を選ぶときも、スポーツをやる場合と外を歩く場合では全く違いますからね。
帽子だってツバが広いものと、キャップじゃ用途が異なります。
しっかりお化粧するか、長袖は着て行くのか、持参するのかまでも彼女は自分の意思で決めたいはずなのです。
つまり、「何を持って来い」と言うのではなくて「何をするのか」を伝えれば良いということになります。
きっとこの彼氏は親切心で「〇〇を持って来ると良いよ!」という話だったと思うのですが、逆に彼女を不安にさせる結果になってしまったようです。
ほんの一例ですが、デートの際の行動は大雑把でも良いのできちんと伝えた方が良いと言うことです。
男性が考える準備と女性が知りたいことは全く違う場合も多いのです。
男性が頭の中で決めているルートは、ちゃんと伝えなければ彼女には届きません。
靴や帽子、洋服などの準備は女性の中でとっても大きな問題なので、男性陣はその辺のことをご理解いただけるようお願いしたい!(笑)