誰かのギャップを見ると、その人の違う面を見れたという喜びを感じてしまう。
そういう感じ方を相手が男女に関係なく、経験したことはありませんか?
当時26歳だった同僚の男性は、普段とても落ち着いていて、どちらかというと地味で堅実なタイプに見えます。
彼女との付き合いも大学生の頃からのようで、あとは結婚かな?と周りは冷やかしたりしていました。
初めて飲み会に彼が参加した時、二次会でカラオケにいきました。
そうすると「こりゃ(*_*)びっくり!!!」凄くノリがいいのです!
立ち上がって、拳を振り上げながらアニソンとかを大きな声でノリノリで歌ってくれるのです。
普段の彼の様子からは想像もつかないほどの、声量とノリの良さに初めて見た私たちは大興奮!
一気に場の雰囲気が盛り上がり、みんなで声を張り上げていつの間にか一緒に歌っていました。
それからの2年間は飲み会が楽しみになり、二次会も大いに盛り上がるので毎回参加していました。
ところが、この4月に彼が異動になってしまいました。
本当に寂しさを感じてしまいました。
今後の飲み会でこの歌を聴けない。。。。
それだけで「異動しないで!」と心から願ってしまったのは私だけではなかったと思います。
これは普段の彼からは想像もつかないような、「ギャップ」が素晴らしすぎた結果だと思います。
「本当の彼はどっちなの?」と思ったりもしますが、きっとどちらも「彼」なのだと思います。
それとは反対ともいえるギャップを学生時代に体験したことがあります。
普段は「うるさい!黙れ!」「話をまとめてからしゃべって!」と言われていた賑やかすぎる位の同級生の友人が、すばらしい詩を書いて賞を取ったのです。
その詩は、「夢の途中」という題目で、「静けさの中で私はいつも未来を考える」といったような内容だったと思います。
「本当に彼女が書いた詩?」同級生のみんなも驚きを隠せませんでした。
これもある意味、ギャップだと思います。
2例に共通していることは、普段の彼や彼女からは想像も出来ないような新たな一面がとっても素晴らしいということです。
これは図って、或いは狙って出てくるものではありません。
普段眠っている「別の才能が開花している瞬間」を見せつけられた感じです。
誰にも見せていないあなたの別の顔も、もしかしたらとっても魅力的で素晴らしい一面かもしれません。
大好きな人の前でそんなギャップがふと現れたとしたら、ドキッとさせることに成功するかもしれませんね(^_-)-☆
ギャップってとても素敵な「恋の特効薬」だと言えると思います(#^^#)