まだ出会ったばかりなのに「随分大きな夢を語るな!」と思う男性はいませんか?
「俺は会社を作って社長になるんだ。その為に今経営の勉強をしているんだ。」
「俺の曲でみんなを幸せにするのが夢なんだ。小さなライブハウスから誰でも始まるじゃん?」
あなたはこういう男性をどう思いますか?
私はうんと仲良くなってからなら、アリかなとも思います。
但し、それに向かって彼が相当な努力をしているならという条件が付きます。
出会ってすぐの時は、男性は好きな女性には「イイ男」で「ビッグになる男」で「ゲットしたら損はさせない」ということを色々な方法でアピールしてきます。
それがそういう「ビッグマウス」に繋がることがあるのです。
ただそこでは、まだあなたは「彼の人となり」を知りませんよね。
そんな時に自分の大きな夢を語ってあなたを惹きつけようとするやり方は、フェアとは言えません。
ある人が言っていた言葉が面白かったのでここで引用させていただくと、それは「夢の前借り」だそうです。
叶うという道筋もたっていない未来の夢を、あなたに先に見せておいて、後から叶わなかったら「やりたい事が変わった」とか「社長より職人がいい」とか「音楽はやるよりバックにいるのが楽しい」とか上手な逃げ道を語ってきます。
夢を前借りしといて、返せなくなっている状況です。
その頃あなたは既に「この人は社長の器じゃない」とか「この人の曲は特別じゃない」とか気づいてきているはずです。
本当に頑張っている男性は、一生懸命地道にやるべきことを、ひとつずつクリアして次に向かっていきます。
まだ、好きなことも見つからず、一生懸命それを模索している男性もいます。
夢を上手に語る男性より、こういう風に地道に何かに挑んでいたり、未来を悩んでいたりする男性の方が普通で正直な人なのです。
「俺はラーメン屋を作って、いずれ50店舗まで増やして、お前を幸せにする」と言って結婚した男性が先日離婚されました。
元奥さん曰く、「ラーメン屋の副店長をずっとやっていたのに、パチンコばかりやって結局店長に上がれる試験も受けなかったの。」と話していました。
男性女性関わらず、自分の夢を口に出すときは、すでに試験に挑戦していたり、セミナーとかに通って実感が出てきたりした時点で話す方がいいと思います。
ミュージシャンなど、どうなるか全くわからない職種については、大きな夢を持ちがちです。
あまり大きなことを言わない彼で、あなたが応援できるような活動をしているならずっとよき「ファン」でいてあげてください。
こういう活動には辞め時というものがあるのですが、あなたはアドバイス程度しかできないかもしれませんね。
前借りの回収は本当に大変です!
夢を語るなら実現しそうになった時にしましょう( *´艸`)