「〇〇の方が優しい」「△△の方が面白い」など、他者と比べることがあります。
これは意外と嫌なものなんですよね。
しかも自分が同性と比べられたら、「あ、そう!比べるんだ!」と不愉快になることも理解できるでしょう。
男性も一緒です。
友達の彼氏と比較して「A太くんはすごく優しいのに」「K助くんはすごくたくましいのに」なんて言われたら、「そっちと付き合えばいいじゃん」って感じになりますよね!
街中を歩いていてもそんな視線(比べるような目)で他の異性を見ていたら、あなただっていい気はしないでしょう。
「何であの子ばっかり見てるの?」「今何見てた?」となりますよね。
つまり、比較されるということは、自分の価値を相手から下げられたと感じる行為なのです。
他の人を見ているだけで、自分は比較されていると無意識に感じてしまうのです。
では褒められる部分での比較はどうでしょうか。
実は、こちらもそんなに気持ちのいいものではないのです。
「A子より君の方が優しいよね」「S美よりずっと可愛いよ」と言われても…
全然嬉しく感じないのではないでしょうか?
「A子やS美」がその会話に出てくること自体が、なんとなく腹ただしく思いませんか?
そうなんです!
私たちはどんなに褒められても、それが大好きな相手だと比較されるだけであっても、他の同性を出してほしくない生き物なのです。
相手の中で自分は「唯一無二の存在」でありたいと心の奥底で思っているので、どんな形であれ、比較されるのはいい気分がしないのです。
男性は若干この部分に関してのこだわりは女性より薄いかもしれませんが、他の男性と比べられることを面白いとは思いません。
「M夫くんだったらやってくれるのに」なって言われたら「じゃあ、やってもらえばいい!」となりますよね。
容姿であれ、行動であれ、環境であれその全てを比べる対象にしてはいけません。
そのどの部分を比べたとしても、相手を否定することになってしまうので非常に危険なことです。
職場のことや、家族のこと、ましてや学歴や出身などの環境面もデリケートな部分なので比較をしてはいけません。
その場では何も言われなかったとしても、相手の心の内はかなり傷ついてしまっているということが多いのがこの環境面の比較です。
自分ではどうしようもない容姿や環境については、相手の全部を丸ごと愛していないということが問題なんですね!
長続きする付き合いを望んでいるなら、比較は絶対にタブーだと思っていてください。
そもそも比べてたところで、彼や彼女の中身が変わることがあるとは思えません。
嫌な気持ちにさせてしまうだけの結果になってしまいます。
あなたは彼にとって唯一無二の女性だと信じる心を持っていて欲しいな!(^_-)-☆