付き合い始めの遠慮が前面に出てる時って、なかなか思っていることも言えなかったりします。
それが月日とともに、どんどん言えるようになっていきます。
でもその辺が一番危険といえば、危険な時期でもあります。
- そんなこと思ってたなんて知らなかった
- こういうこと言う人だったっけ
- なんで今頃そんなこと言うんだろう
そんな風に以外な一面を見ちゃったように感じたりします。
そこを乗り越えれば、意外と息の長い付き合いになっていくのですが、そこが大きな分岐点になることは確かです。
遠慮がなくなるその時期に大喧嘩が起こりやすいのです。
それでも言いたい事も言えないような付き合いでは、息切れしてしまうこともあります。
徐々に小出しにでも、言いたい事は伝えるようにした方が長い目でみると良い事なのです。
昔友人がずっと言いたかったことをずばり言ったら、連絡が来なくなったことがありました。
確か、「引くような笑い方が嫌い」とか、そういうことだったように思います。
友人にとっては、
「ちょっとそのクセ嫌いなんだけど…」 程度の気持ちで言ったことだったようですが、かなり彼を傷つけたのかもしれませんね。
しばらくは音信不通の状態が続き、結局お別れすることになってしまいましたが、最後に彼からも色々手痛いことを言われたと言っていました。
仕返し? 言われたら言い返すというような感覚だったのでしょうか。
その当時は2人とも若かったし、プライドが傷つけられたら傷つけるということを無意識にしてしまったのかもしれません。
相手から言われたことは、何かしら的を得ていることも多いです。
悲しくなったり、ショックを受けたりすることもあるかと思いますが、一度素直な気持ちで聞いてみてください。
反論があればしっかりという事も大切です。
決して怒るのではなく、話し合いでお互いを知っていく感覚です。
その関係が安定してくると、次の流れまでもわかってくるようになります。
本当はそこで結婚しちゃうパターンが昔は多かったと思いますが、今はちょっと違うかもしれませんね。
良い関係であれば、カタチは別に結婚でなくたって良いと思います。
ずっと一緒にいるけど、籍は入っていないというカップルも近所にいらっしゃいます。
交互に犬の散歩に出かけられていますが、日曜日だけは2人で歩いているのを見かけます。
40代後半ぐらいなのでしょうか。
何でも分かり合えてるような雰囲気がとても素敵なお二人です。
「ちょっと今日は坂を下りてみる?」「そうね、そろそろ椿が見れるかもね」
会話の中から滲み出る、「関係の良さ」ってあるんですよね!(^^)/