どこまで相手に「自分がこれをどんなに好きなのか」を伝えるのって難しいし期待を裏切られることも多いですね。
彼女や彼はあなたと同じ感じ方をすることは決してありません。
- どうしてこのアーティストの良さを分かってくれないんだ
- なんで大好きな先輩なのに嫌うのか
- なんでこんなに美味しいものを不味いというのか
そんな行き違いが、ちょっとした会話の中で浮彫りになったりします。
あなたがそれを好きになった経緯や、大好きな理由などをどんなに語ったとしても相手がそれを納得して好きになってくれると思いますか?
そんなにすぐに何かを好きになったり出来るものでしょうか。
- 一緒にアーティストのライブへ行ったとしても相手は心からシラケているかもしれません。
- 大好きな先輩の話を一生懸命して、「尊敬してるんだ!」と話しても、相手は逆に嫌な気分になっているかもしれません。
同じものを大好きだと言って、全ての面で想いを共有できるようなカップルはほとんどいません!
「いや、かなりの部分で共通してるぞ!」って思っている人ほど注意が必要です。
相手がもの凄くあなたに対して「合わせよう」としている可能性があるからです。
無理は長続きしません。
私は、
- 好きなものは好きと言う
- 嫌いなものは嫌いと言う
- 良く知らないものは一緒に知ってみたいと言う
というスタンスがベストだと思います。
一度でも経験したら、自分が好きか嫌いか、或いはもう一度確かめてみたいかがわかると思います。
食べ物などは瞬間で判断できますが、アーティストや映画ジャンルなどは何度か経験してみないとわからなかったりしますね!
人を好きとか嫌いとかの判断については、一度で判断するのは難しいかもしれませんね。
そんな時に気を付けたいのは、その対象を嫌いだと判断しても100%嫌なところばかりだとは限らないでしょ?ということです。
例えば彼が大好きなバイクを好きになれない!ということであれば、
- 後ろに乗るのも嫌なのか
- 見るのも嫌なのか
- ただ音が嫌いなだけなのか
などで今後の付き合い方も変わってくると思うのです。
後ろに乗るのも、見るのも嫌だったとしたら、それは一緒にどこかにバイクで行くことは出来ないので別れる選択も見えてきます。
ただ音だけが嫌いだったらイヤホンして乗ればいい訳です。
そうやってお互いの好きを摺り合わせていけるかどうかで、未来は大きく変わってくると思います。
相手は自分じゃないのです!
そこだけは意識して、ハッキリと伝えることも大事だし、時に歩み寄りも大事だね(#^^#)